今日の見通し

【為替】【12/24 ドル円予想】クリスマスイブの閑散相場!レンジ戦略が基本か

2025年12月24日、東京市場の朝を迎えました。本日はクリスマスイブとなり、欧米市場では市場参加者が大幅に減少し、閑散とした相場展開が予想されます。昨晩発表された米経済指標が強弱まちまつの結果となったこともあり、ドル円は方向感に欠ける展開でスタートしています。

基本的には動意に乏しいレンジ相場を想定しますが、流動性の低下から突発的な値動きには注意が必要です。本稿では、最新の経済指標を分析し、本日のドル円のデイトレード戦略を考察します。

昨晩の振り返りと市場の反応

日本時間0時に発表された米国の経済指標は、以下の通り強弱入り混じる結果となりました。

  • 米リッチモンド連銀製造業指数:結果-7(予想: -11, 前回: -15)
  • 米CB消費者信頼感指数:結果89.1(予想: 91.7, 前回: 88.7)

製造業の景況感を示すリッチモンド連銀指数が予想を上回る改善を見せた一方で、消費者マインドを示す消費者信頼感指数は予想を下回りました。これらの結果が相殺し、ドル円相場に明確な方向性を与えるには至りませんでした。市場は今夜発表される米国の労働市場関連の指標に注目を移しています。

本日のトレード戦略

本日はクリスマスイブで、ロンドン市場は短縮取引、ニューヨーク市場も実質閑散となるため、終日を通して動意に乏しい展開が予想されます。したがって、大きなトレンドを追う順張りではなく、一定のレンジ内での逆張りが有効と考えられます。

基本的な戦略

レンジ相場を想定した逆張り戦略が中心となります。サポートライン付近での押し目買い、レジスタンスライン付近での戻り売りを狙います。ただし、薄商いの中ではストップロスを巻き込みながら価格が急伸・急落する可能性もあるため、ポジションサイズを抑え、損切り注文は必ず設定しましょう。

注目すべき時間帯

唯一の注目材料は、日本時間22:30に発表される米新規失業保険申請件数です。予想(22.2万件)から大きく乖離する結果となれば、一時的にボラティリティが高まる可能性があります。

  • 予想より強い結果(申請件数が少ない)場合:米国の労働市場の強さが示され、ドル買いで反応する可能性があります。
  • 予想より弱い結果(申請件数が多い)場合:ドル売りで反応する可能性があります。

ただし、休暇ムードの中で反応は一時的に留まる可能性も高く、深追いは禁物です。

想定レンジとシナリオ

  • 上値抵抗線(レジスタンス):152.80円、153.00円
  • 下値支持線(サポート):152.20円、152.00円

※上記はあくまで現時点での想定レンジです。実際の取引では、相場の状況を見ながら柔軟に判断してください。

今日の重要指標

本日から明朝にかけて発表される主な経済指標は以下の通りです。

  • 08:50 (日) 企業向けサービス価格指数 11月 [前年比] (重要度:低)
  • 22:30 (米) 新規失業保険申請件数 (重要度:中)
  • 22:30 (米) 新規失業保険申請件数 [継続受給者数] (重要度:中)

明日はクリスマスで主要市場が休場となるため、本日中にポジションを整理する動きが強まる可能性も念頭に置いておきましょう。

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