おはようございます。2026年2月11日、現在の時刻は午前8時です。本日のドル円相場は、日本時間夜に発表されるアメリカの1月雇用統計を前に、東京時間から欧州時間にかけては様子見ムードが強まり、方向感の出にくい展開が予想されます。
最大の注目イベントを控えているため、積極的な売買は手控えられ、狭いレンジでの値動きに終始する可能性が高いでしょう。ただし、午前中に発表される中国の物価指数が市場予想から大きく乖離した場合は、リスクセンチメントの変化を通じて一時的にボラティリティが高まる可能性には注意が必要です。
ファンダメンタルズ分析
本日の最大の焦点は、日本時間22:30に発表される米雇用統計です。FRBの金融政策の方向性を占う上で最も重要な経済指標の一つであり、結果次第では相場が大きく動くことが想定されます。
米雇用統計の注目ポイント
- 非農業部門雇用者数(NFP): 前回+5.0万人に対し、市場予想は+7.0万人と改善が見込まれています。
- 失業率: 前回と同じ4.4%が予想されています。
- 平均時給(前月比): 前回同様の+0.3%が予想されており、賃金インフレの動向が注目されます。
予想を上回る強い結果となれば、FRBによる金融引き締め継続の思惑からドル買いが強まるでしょう。逆に、予想を下回る弱い結果となれば、利下げ期待が高まりドル売りに繋がると考えられます。
本日のUSD/JPYデイトレード戦略
東京時間~欧州時間(雇用統計発表前)
米雇用統計待ちで積極的な取引は限定的となり、レンジ相場を想定します。基本的な戦略としては、短期的な逆張りが有効と考えられます。
午前10:30に発表される中国のCPI・PPIには一応の注意が必要です。予想を下振れし、中国経済の減速懸念が強まるようであれば、リスクオフの円買いが一時的に強まる可能性があります。しかし、米雇用統計を前にトレンドが発生する可能性は低いと見ています。
ポジションを持つ際は、軽めのロットでストップを徹底し、統計発表前にはポジションをクローズするのが賢明です。
ニューヨーク時間(雇用統計発表後)
指標の結果を受けた初動に順張りで追随する戦略が基本となります。
- 強い結果(予想を上回るNFP・平均時給)の場合: ドル買いで反応すると想定。直近高値を超える動きとなれば、買いでエントリーを検討します。
- 弱い結果(予想を下回るNFP・平均時給)の場合: ドル売りで反応すると想定。直近安値を下抜ける動きとなれば、売りでエントリーを検討します。
- 結果がまちまちの場合: 相場が上下に乱高下する可能性があるため、方向性を見極めるまでエントリーは見送るのが安全策です。
<注意点>
発表直後はスプレッドが急拡大し、スリッページが発生しやすくなります。慌てて飛び乗らず、数分待って値動きが落ち着いてからエントリーすることを推奨します。
今日の重要指標
- 10:30 (中国) 生産者物価指数(PPI) (重要度: ★★★)
- 10:30 (中国) 消費者物価指数(CPI) (重要度: ★★★)
- 22:30 (米国) 雇用統計 [非農業部門雇用者数] (重要度: ★★★★★)
- 22:30 (米国) 雇用統計 [失業率] (重要度: ★★★★★)
- 22:30 (米国) 雇用統計 [平均時給] (重要度: ★★★)
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