2026年9月29日、東京市場の朝を迎えました。今週は水曜日の米ADP雇用統計・PCE価格指数、木曜日の米ISM製造業景気指数、そして金曜日には米雇用統計と重要指標の発表が目白押しです。そのため、本日のアジア・欧州時間までは、これらのビッグイベントを前に積極的な取引が手控えられ、様子見ムードの強い展開が予想されます。
また、本日は9月末・四半期末にあたるため、仲値(09:55)にかけては本邦実需勢のフロー(輸出企業の円買い・輸入企業のドル買い)が交錯し、一時的にボラティリティが上昇する可能性にも注意が必要です。
本日(9月29日)のドル円戦略
東京時間~ロンドン時間:レンジ相場を想定
前述の通り、明確な方向感を出す材料に乏しく、基本的にはレンジ内での取引が中心になると考えられます。上値では戻り売り、下値では押し目買いが意識されやすいでしょう。
- 想定レンジ: 149.70円 ~ 150.40円
- 戦略: レンジ上限・下限に引きつけての短期的な逆張り。ただし、週後半のイベントを控えているため、深追いはせず、利益確定を優先するスタンスが賢明です。
ニューヨーク時間:米経済指標でトレンド発生か
本日最大の注目は、日本時間23:00に同時刻に発表される米国の2つの重要指標です。この結果を受けて、ニューヨーク市場では値動きが活発化する可能性が高いでしょう。
- 強い結果の場合 (ドル買い): 消費者信頼感指数やJOLTS求人件数が市場予想を上回る強い内容となれば、米国の景気の底堅さが示され、FRBの利下げ期待が後退します。これによりドルが買われ、ドル円は150.40円のレジスタンスを突破し、151.00円を目指す展開が想定されます。指標発表後の押し目を待って買いで追随する戦略が有効です。
- 弱い結果の場合 (ドル売り): 指標が予想を下回る弱い内容だった場合、米景気の減速懸念からドル売りが優勢となります。ドル円は149.70円のサポートを割り込み、149.00円方向への下落が視野に入ります。指標発表後の戻りを売る戦略を検討します。
- まちまちな結果の場合: 指標結果が強弱入り混じる内容だった場合は、相場が一時的に乱高下するものの、方向感は出にくい可能性があります。その場合は無理にポジションを取らず、様子見に徹するのが安全策です。
今日の重要指標
本日は以下の経済指標に注目です。特にニューヨーク時間に発表される米国の指標が相場を動かす鍵となります。
- 13:30 (豪) 豪・中銀政策金利発表 (重要度: ★★★★☆)
- 22:00 (米) S&Pケースシラー住宅価格指数 (重要度: ★★★☆☆)
- 23:00 (米) コンファレンスボード消費者信頼感指数 (重要度: ★★★★☆, 予想: 89.0, 前回: 89.4)
- 23:00 (米) JOLTS求人件数 (重要度: ★★★★☆, 予想: 722.0万人, 前回: 727.1万人)
※投資に関する免責事項
本記事は情報の提供を目的としており、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。本記事の情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は一切の責任を負いかねます。
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