2026年1月9日(金)東京時間午前8時、現在のドル円相場は様子見ムードが広がっています。本日は週末金曜日であることに加え、夜に最重要経済指標である12月のアメリカ雇用統計の発表を控えており、東京時間からロンドン時間にかけては積極的な取引が手控えられ、小動きな展開が予想されます。
今日のドル円見通しと注目点
東京~ロンドン時間:様子見ムードでレンジ相場か
日中の主役は不在です。22:30の米雇用統計の発表を前に、市場参加者の多くはポジション調整に終始する可能性が高いでしょう。突発的なニュースが出ない限り、大きな方向感は出にくく、需給要因に左右されるレンジ相場を想定します。
ただし、10:30に発表される中国の消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)には注意が必要です。結果が市場予想から大きく乖離した場合、リスクセンチメントが変化し、豪ドルなどを中心に為替市場全体が動意づく可能性があります。ドル円も一時的に影響を受ける可能性があるため、結果を確認しておきましょう。
ニューヨーク時間:米雇用統計が最大の焦点
本日のメインイベントは、22:30に発表される12月の米雇用統計です。FRBの金融政策の先行きを占う上で極めて重要な指標であり、結果次第で相場が大きく変動する可能性があります。
- 非農業部門雇用者数(NFP):予想は6.0万人(前回6.4万人)と、伸びの鈍化が見込まれています。予想を上回ればドル買い、下回ればドル売り材料となります。
- 失業率:予想は4.5%(前回4.6%)と、若干の改善が見込まれています。こちらも改善ならドル買い、悪化ならドル売りです。
- 平均時給(前月比):予想は+0.3%(前回+0.1%)と、伸びの加速が予想されています。インフレ指標として注目度が高く、予想を上回る強い結果となれば、利下げ期待が後退し、強いドル買いにつながる可能性があります。
これらの結果が強弱入り混じる内容となった場合、相場は上下に乱高下する可能性があり、注意が必要です。また、雇用統計後、日付が変わって00:00にはミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)も発表されます。こちらも注目度の高い指標であり、相場の変動要因となり得ます。
本日のドル円デイトレード戦略
基本戦略は「東京時間は様子見、NY時間は指標結果後のトレンドフォロー」です。
- 東京時間~ロンドン時間前半:方向感が出にくいレンジ相場を想定します。重要なレジスタンスやサポートラインでの短期的な逆張り戦略も考えられますが、深追いは禁物です。ポジションは軽めにしておきましょう。
- ニューヨーク時間:米雇用統計の発表直後はスプレッド拡大やスリッページが発生しやすいため、取引は避けるのが賢明です。発表後、5分~15分ほど様子を見て、市場の方向性が定まってから順張りでエントリーすることを推奨します。特にNFPと平均時給が共に強い結果となればドル買い、共に弱い結果となればドル売りのトレンドが発生しやすくなります。
重要:雇用統計は市場の予想を裏切ることも多く、ボラティリティが極端に高まります。取引を行う際は、必ずストップロス注文を設定し、リスク管理を徹底してください。
今日の重要指標
- 10:30 (中) 中国・消費者物価指数(CPI) (12月)
- 10:30 (中) 中国・生産者物価指数(PPI) (12月)
- 22:30 (米) ★★★★★ アメリカ・雇用統計 (12月)
- 00:00 (米) ★★★★☆ ミシガン大学消費者信頼感指数 (1月速報値)
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