2026年02月10日、東京時間朝のドル円は、今夜発表される米国の重要経済指標を前に、様子見ムードが広がりやすい展開が予想されます。アジア時間から欧州時間にかけては大きな材料に乏しく、動意に欠けるレンジ相場となる可能性が高いでしょう。
しかし、ニューヨーク時間には相場のボラティリティを一気に高める可能性のある指標が控えており、注意が必要です。また、明日11日(水)には米雇用統計というビッグイベントも控えているため、ポジション調整の動きにも警戒したい一日です。
本日のドル円相場見通しとトレード戦略
東京時間~ロンドン時間(08:00~22:30)
この時間帯は、ドル円を直接動かすような経済指標の発表は予定されていません。そのため、明確なトレンドは出にくく、149.80円~150.80円程度のレンジ内での推移が想定されます。基本的な戦略は、レンジ上限での売り、下限での買いといった短期的な逆張りとなりますが、今夜の指標を控えているため、深追いは禁物です。ポジションは軽めに、ストップロスを徹底しましょう。
ニューヨーク時間(22:30~)
本日のメインイベントである米・小売売上高と米・雇用コスト指数が発表されます。この結果次第で、ドル円は大きく動く可能性があります。
- 強い結果(予想を上回る): 米国の個人消費の力強さとインフレ圧力が示唆され、FRBの利上げ期待が高まることから、ドル買い(円安)の反応が予想されます。151円の節目を試す展開も視野に入ります。
- 弱い結果(予想を下回る): 景気減速懸念や利上げ観測の後退から、ドル売り(円高)が進む可能性があります。149円台前半への下落に注意が必要です。
発表直後は値動きが荒くなるため、飛び乗りは危険です。初動を見極め、その後の押し目買いや戻り売りを狙うのが堅実な戦略と言えるでしょう。
今日の重要指標
- 22:30 (米国) 小売売上高 [前月比] (重要度: ★★★★★)
前回: +0.6%, 予想: +0.4% - 22:30 (米国) 小売売上高 (自動車除くコア) [前月比] (重要度: ★★★★★)
前回: +0.5%, 予想: +0.4% - 22:30 (米国) 雇用コスト指数 [前期比] (重要度: ★★★★☆)
前回: +0.8%, 予想: +0.8%
特に小売売上高は、米GDPの約7割を占める個人消費の動向を示す最重要指標です。同時に発表される雇用コスト指数はインフレの先行指標として注目されており、両指標が市場予想から乖離した場合は大きな値動きにつながるため、最大限の警戒が必要です。
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