2026年02月13日 08:00現在、ドル円相場の見通しと本日のデイトレード戦略を解説します。
昨晩(日本時間00:00)に発表された1月の米・中古住宅販売件数が、市場予想423万件に対し結果391万件と大幅に下振れしました。この弱い結果は米国の景気減速懸念を強める内容であり、ドル円の上値を重くする要因として市場に意識されています。
しかし、本日の最大の注目イベントは日本時間22:30に発表される米・消費者物価指数(CPI)です。FRBの次の一手(利下げ時期)を占う上で最も重要な経済指標であり、市場参加者の多くがこの発表を待っている状況です。そのため、東京時間からロンドン時間にかけては様子見ムードが強まり、方向感の出にくいレンジ相場が続くと予想されます。
今日の重要指標
- 22:30 (米) 消費者物価指数 (CPI) [前年比] (重要度: ★★★★☆)
予想: 2.5%, 前回: 2.7% - 22:30 (米) 消費者物価指数 (CPIコア) [前年比] (重要度: ★★★★☆)
予想: 2.5%, 前回: 2.6%
デイトレード戦略
CPIの発表までは、明確なトレンド発生を期待しにくい地合いです。東京時間からロンドン時間にかけては、大きなポジションは避け、短期的なレンジ内での逆張りに徹するのが賢明でしょう。
CPI発表後のシナリオ別戦略
- CPIが予想を下振れた場合(例:2.4%以下)
米国のインフレ鈍化が確認され、FRBによる早期利下げ観測が強まります。米長期金利の低下とともに、ドル円は下落する可能性が高いでしょう。発表後の戻りを待っての「戻り売り」を狙いたい局面です。 - CPIが予想を上振れた場合(例:2.6%以上)
インフレの根強さが示され、FRBが利下げに慎重になるとの見方が広がります。米長期金利は上昇し、ドル円は上昇する可能性が高いでしょう。発表後の押し目を狙った「押し目買い」が有効と考えられます。 - CPIが予想通りだった場合
材料出尽くしとなり、一旦は上下に振れた後、方向感を探る展開が予想されます。ただし、市場がインフレ鈍化トレンド継続と捉えれば、じり安となる可能性も残ります。発表直後の値動きに惑わされず、方向性が定まってからエントリーするのが安全です。
結論として、本日の主戦場はNY時間となります。CPI発表まではリスクを抑え、発表後の値動きに備えることが重要です。特に発表直後はスプレッドの拡大や急激な価格変動が予想されるため、十分にご注意ください。
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