2026年2月27日(金) 08:00現在、ドル円相場は重要な経済指標を前に方向感を探る展開となっています。本日は東京時間に日本の鉱工業生産、ニューヨーク時間にアメリカの生産者物価指数(PPI)の発表が控えており、相場の変動要因となりそうです。また、来週にはISM製造業景気指数などの最重要指標を控えているため、週末前のポジション調整の動きと合わせて神経質な値動きが予想されます。
今日の重要指標
午前:日本の経済指標に注目
東京時間では、日本の経済指標が相次いで発表されます。特に注目は08:50発表の鉱工業生産(速報値)です。
- 日本・鉱工業生産(速報値) 01月 [前年比] (08:50)
- 重要度: ★★★☆☆
- 前回: 2.6%
- 予想: 4.8%
予想が4.8%と前回から大幅な改善が見込まれており、予想を上回る強い結果となれば一時的に円買い(ドル円下落)で反応する可能性があります。逆に、予想に届かない場合は円売り(ドル円上昇)要因となるでしょう。ただし、影響は限定的で、NY時間の米指標待ちのムードが相場の上値を抑える可能性も考慮すべきです。
夜:本日のメインイベント!米国PPI
今夜の最大の注目は、22:30に発表されるアメリカの生産者物価指数(PPI)です。これは消費者物価指数(CPI)の先行指標とされ、FRBの金融政策を占う上で非常に重要視されます。
- アメリカ・生産者物価指数(PPI) 01月 [食品・エネルギー除くコア・前月比] (22:30)
- 重要度: ★★★☆☆
- 前回: 0.7%
- 予想: 0.3%
- アメリカ・シカゴ購買部協会景気指数(PMI) 02月 (23:45)
- 重要度: ★★★☆☆
- 前回: 54.0
- 予想: 52.6
PPIコア指数の伸びが市場予想を上回る(例:0.5%など)場合、米国のインフレ圧力が根強いとの見方からドル買いが強まり、ドル円は上昇する可能性が高まります。逆に、予想を下回る(例:0.1%など)弱い結果となれば、インフレ鎮静化期待からドルが売られ、ドル円は下落基調を強めるでしょう。
本日のドル円デイトレード戦略
東京時間:指標後の動きを見極め、短期売買
日本の鉱工業生産の発表直後は値動きが荒くなる可能性があります。結果を確認し、初動の勢いが一服したところからの逆張り、もしくは方向性が出た場合の短期的な順張りを狙います。ただし、深追いはせず、欧州時間に向けては様子見スタンスが賢明でしょう。
ニューヨーク時間:PPIの結果に沿った順張り戦略
本日のメイン戦略です。PPIの結果発表を待ってからエントリーします。
- 買い戦略:PPIが予想を上回り、ドル円が上昇した場合。上昇一服後の押し目を狙って買いエントリー。上値の節目をターゲットに利益確定を狙います。
- 売り戦略:PPIが予想を下回り、ドル円が下落した場合。下落後の短期的な戻りを待って売りエントリー。下値の節目がターゲットとなります。
【注意点】
本日は金曜日であり、週末を控えたポジション調整のフローが発生しやすい地合いです。また、来週にはISM景気指数という重要イベントを控えているため、ポジションを持ち越すのはリスクが高いと考えられます。指標発表後はボラティリティが高まるため、損切り設定を徹底し、利益確定は早めに行うことを推奨します。
本記事は情報の提供を目的としており、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。本記事の情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は一切の責任を負いかねます。