おはようございます、2026年03月24日のドル円相場見通しです。本日は東京時間に日本の消費者物価指数(CPI)、ニューヨーク時間に米国のPMI(購買担当者景気指数)の発表を控えており、時間帯によって主役が入れ替わる重要な一日となりそうです。特に夜の米国PMIは重要度が「★5」となっており、大きな変動要因となるため最大限の警戒が必要です。
東京時間の見通し:日本のCPIが動意に
東京時間の最大の注目材料は、08:30に発表される日本の2月消費者物価指数(CPI)です。市場の注目は、日銀の金融政策に影響を与えやすい「生鮮食料品除くコア指数」に集まっています。
- 前回:+2.0%
- 市場予想:+1.7%
市場予想通り、またはそれ以下にインフレの鈍化が示されれば、日銀が追加の利上げに慎重になるとの見方から円売り(ドル円の上昇)が優勢になる可能性があります。逆に、予想を上回る強い結果となれば、早期の追加利上げ観測が再燃し、円買い(ドル円の下落)で反応するでしょう。発表直後の値動きに注意が必要です。
CPI発表後は、夜の米経済指標を待つ展開となり、徐々に様子見ムードが強まる可能性があります。
NY時間の見通し:最重要の米PMIに注目
本日最大のイベントは、22:45に発表される米国の3月PMI(速報値)です。景気の先行指標として注目度が高く、特に製造業PMIは重要度が「★5」に設定されています。
注目される指標
- 製造業PMI:前回 51.6 → 予想 51.2
- 非製造業PMI:前回 51.7 → 予想 52.1
予想では製造業がわずかに悪化、非製造業が改善と強弱入り混じる内容が見込まれています。結果が市場予想を上回る強い内容となれば、米経済の底堅さが示され、FRBの利下げ期待が後退しドル買い(ドル円の上昇)につながるでしょう。反対に、予想を下回る弱い結果、特に好不況の分かれ目である50を割り込むような事態になれば、景気後退懸念からドル売り(ドル円の下落)が強まる展開が想定されます。
本日のデイトレード戦略
本日のドル円は、日米の重要指標発表をきっかけに方向感を探る展開を想定します。
- 東京時間:日本のCPIの結果を見極める。予想比で弱い結果なら「押し目買い」、強い結果なら「戻り売り」を検討。
- NY時間:米PMIがメインイベント。発表までは様子見。発表後、結果の方向に順張りで追随する戦略が有効か。強い結果なら「買い」、弱い結果なら「売り」。
指標発表時はスプレッドの拡大やスリッページが発生しやすいため、ポジション管理には十分ご注意ください。
今日の重要指標
- 08:30 (日) 日本・消費者物価指数 (コア・前年比) (重要度: ★★★)
- 22:45 (米) アメリカ・PMI(製造業・速報値) (重要度: ★★★★★)
- 22:45 (米) アメリカ・PMI(非製造業・速報値) (重要度: ★★★★)
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