週明け2026年3月2日、東京市場のドル円は、主要な経済指標の発表が日本時間深夜に集中しているため、日中は様子見ムードの強い展開が予想されます。特に、NY時間に発表される米ISM製造業景気指数は市場の注目度が高く、結果次第では相場が大きく動く可能性があるため、それまでは方向感の出にくいレンジ相場となる可能性が高いでしょう。
本日の相場見通し
東京時間から欧州時間にかけては、ドル円相場を大きく動かす材料に乏しい状況です。月末月初特有の需給要因による動きは見られるかもしれませんが、基本的には深夜の米経済指標の結果を見極めたいとする市場参加者が多く、積極的な取引は手控えられそうです。想定レンジ内での小動きに終始する可能性を念頭に置き、短期的な売買が中心となるでしょう。
今日の重要指標
本日最も注目すべきは、NY時間に発表される米国の経済指標です。特にISM製造業景気指数は、米国の景況感を示す重要な先行指標として常に注目されています。
- 23:45(日本時間) アメリカ・PMI(購買担当者景気指数・確報値) 02月 (重要度: ★4)
- 00:00(日本時間) アメリカ・ISM製造業景気指数 02月 (重要度: ★5)
前回: 52.6, 予想: 51.9
ISM製造業景気指数は、前回から若干の悪化が予想されています。予想通りの結果であれば市場への影響は限定的かもしれませんが、予想から大きく乖離する結果となった場合は、米国の金融政策への思惑にも繋がり、ドル相場が大きく変動する可能性があります。
本日のデイトレード戦略
東京時間~欧州時間
重要指標発表までは、明確なトレンドは発生しにくいと想定されます。以下のレンジを意識した逆張り戦略が有効と考えられます。
- 想定レンジ: 149.80円 ~ 150.60円
- 戦略: レンジ下限(149.80円)に引きつけての押し目買い、レンジ上限(150.60円)付近での戻り売りを狙います。ただし、値幅が限定的となる可能性が高いため、利食いは早めを心がけ、深追いは禁物です。
NY時間(指標発表後)
ISM製造業景気指数の結果を受けた値動きを追う、順張り戦略が中心となります。
- シナリオ1:予想(51.9)を上回る強い結果の場合
米景気の底堅さが好感され、ドル買いが強まる展開が予想されます。想定レンジ上限の150.60円を明確に上抜けた場合は、151.00円をターゲットとした順張りの買いを検討します。 - シナリオ2:予想(51.9)を下回る弱い結果の場合
米景気への懸念からドル売りが優勢となる可能性があります。想定レンジ下限の149.80円を割り込む動きとなれば、149.20円を視野に入れた順張りの売りで追随します。
【注意点】
指標発表直後はスプレッドが拡大し、スリッページが発生しやすくなります。ポジションを持つ際は、ロット管理を徹底し、不測の事態に備えましょう。
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