2025年12月30日、東京市場のドル円は、年末特有の薄商いの中、方向感の乏しい展開が予想されます。昨晩発表された米経済指標は強弱まちまちの結果となり、市場の方向性を決定づけるには至っていません。本日は、日本時間深夜から明朝にかけてのイベントを前に、様子見ムードが強まりそうです。
昨晩の振り返りと残存する影響
日本時間昨晩0時に発表された米・中古住宅販売成約指数は、前月比+3.3%と市場予想(+0.8%)を大幅に上回る強い結果となりました。これは米国の住宅市場の底堅さを示すもので、ドルにとってポジティブな材料です。しかし、その後発表された週間石油在庫統計では原油在庫が予想外の増加を示し、景気減速懸念を想起させる内容であったため、ドルの上値は限定的となっています。
本日の見通しとデイトレード戦略
本日は年末で市場参加者が少なく、東京時間から欧州時間にかけては目立った経済指標の発表もありません。そのため、実需筋のフローに左右される小動きなレンジ相場が続くとみています。
最大の注目は、日本時間12月31日(水)の午前4時に公表されるFOMC議事録(12月開催分)です。FRBの金融政策スタンス、特に今後の利下げペースに関するヒントが示される可能性があるため、市場参加者はこの内容を見極めたいと考えており、それまでは積極的なポジション構築が手控えられやすいでしょう。
これらの状況を踏まえ、本日のデイトレード戦略は以下の通りです。
- 基本戦略:レンジ相場を想定した逆張り。
- 買い戦略:下値のサポートラインへの引きつけを待ってからの押し目買いを検討。
- 売り戦略:上値のレジスタンスラインでの戻り売りを狙う。
- 注意点:年末の薄商いで突発的な値動きが発生するリスクがあります。ストップロスは通常より浅めに設定し、深追いは避けるべきです。また、FOMC議事録の公表を跨いでのポジション保有はリスクが高いため、手仕舞いを推奨します。
今日の重要指標
- 23:00(米)S&Pケースシラー住宅価格指数 10月 (重要度: ★★★☆☆)
- 23:45(米)シカゴ購買部協会景気指数(PMI) 12月 (重要度: ★★★☆☆)
- 04:00(米)FOMC議事録 12月 (重要度: ★★★★☆) ※日本時間31日(水)
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