おはようございます。2026年1月14日、現在の時刻は午前8時です。昨晩のニューヨーク市場では、予想を上回る米住宅指標が発表され、ドル円は底堅い動きを見せました。しかし、本日の東京・欧州市場は、夜に控える最重要経済指標を前に、様子見ムードの強い展開が予想されます。
本日の最大の注目は、日本時間22:30に発表される米・小売売上高です。米国の個人消費の力強さを示すこの指標は、FRBの金融政策の方向性を占う上で極めて重要であり、結果次第ではドル円相場が大きく動く可能性があります。発表までは方向感の出にくい展開が想定されますが、発表後のボラティリティ上昇に備えた戦略が求められます。
本日のUSD/JPY 見通しとトレード戦略
ファンダメンタルズ分析:小売売上高がすべてを決める
本日未明に発表された米国の10月新築住宅販売件数は73.7万件と、市場予想(71.7万件)を上回る強い結果となりました。これは米経済の底堅さを示すものであり、ドル円の下値を支える要因となっています。
しかし、市場の関心はすでに今夜の経済指標に移っています。特に11月小売売上高(★5)は、市場予想が前月比+0.4%となっており、前回の0.0%からの改善が見込まれています。予想を上回る強い結果となれば、米国のインフレ再燃懸念とFRBの利下げ観測の後退につながり、米長期金利の上昇とともにドル買いが強まるでしょう。逆に、予想を下回る弱い結果であれば、景気後退懸念からドル売りに傾く可能性が高いです。同時刻に発表される生産者物価指数(PPI)もインフレ動向を見る上で注目されます。
時間帯別トレード戦略
<東京時間〜欧州時間前半>
米指標の発表を控え、積極的な取引は手控えられ、狭いレンジでの推移が予想されます。昨晩の好材料を背景とした下値の堅さを確認しつつの、短期的な押し目買いが有効と考えられます。ただし、上値も重く、大きなトレンド発生は見込みにくいでしょう。11:00に発表される中国貿易収支が市場予想から大きく乖離した場合は、リスクセンチメントの変化による一時的な変動に注意が必要です。
- 想定レンジ: 149.70円 - 150.60円
- 戦略: 下値サポートラインへの引きつけを待ってからの短期的なロング。深追いは禁物。
<NY時間>
22:30の指標発表が最大のトレードチャンスとなります。発表直後は値が飛ぶ可能性があるため、注意が必要です。
- シナリオ1:小売売上高が予想を大幅に上回る場合
米金利上昇を背景にドル円は急騰する可能性が高いです。発表後の初動を確認し、順張りでロングエントリーを狙います。上値目標は151.00円、151.50円。 - シナリオ2:小売売上高が予想を大幅に下回る場合
米景気減速懸念からドル円は急落するでしょう。順張りでショートエントリー。下値目標は149.50円、149.00円。 - シナリオ3:結果が予想の範囲内の場合
材料出尽くしで一旦上下に振れた後、方向感を探る展開が考えられます。無理にエントリーせず、値動きが落ち着いてからトレンドを見極めるのが賢明です。
今日の重要指標
- 11:00 (中) 中国・貿易収支 12月 (★3)
- 22:30 (米) 生産者物価指数(PPI) 11月 (★3)
- 22:30 (米) 小売売上高 11月 (★5)
- 22:30 (米) 経常収支 第3四半期 (★4)
本日はNY時間の指標発表がメインイベントです。それまでは無理なポジションを持たず、発表後の大きな値動きに備えましょう。特に小売売上高はサプライズも多いため、ストップロスの設定は徹底してください。
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