2026年8月10日(月)午前8時、おはようございます。ベテラン為替トレーダー兼マーケットアナリストです。
週明けのドル円相場は、今週後半にアメリカの消費者物価指数(CPI)や小売売上高といった超重要指標の発表を控えているため、積極的な売買は手控えられ、様子見ムードの強い展開が予想されます。本日は大きなトレンド発生は期待しにくく、需給要因が中心のレンジ相場となりそうです。
アジア時間のポイント:日本の国際収支
東京時間では、8時50分に発表される日本の6月国際収支が目先の注目材料です。特に経常収支と貿易収支の結果に関心が集まります。
- 経常収支 前回:3兆9683億円、予想:1兆2250億円
- 貿易収支 前回:69億円、予想:-905億円
予想通り経常黒字が大幅に縮小し、貿易収支が赤字に転落するようであれば、短期的に円売り(ドル円上昇)で反応する可能性があります。ただし、この指標だけで相場の方向性が決まる可能性は低く、影響は一時的にとどまるでしょう。
欧州・NY時間の見通し:動意に乏しい展開か
ロンドン時間からニューヨーク時間にかけては、ドル円相場を大きく動かすような経済指標の発表は予定されていません。そのため、ポジション調整や実需のフローが中心となり、値動きの乏しい展開が続く可能性が高いと見ています。
本格的な値動きは、水曜日の米CPI発表後になると考えられ、それまでは方向感の出にくい神経質な相場付きが続くと想定しておくべきでしょう。
本日のデイトレード戦略
基本戦略としては、大きなトレンドを追う順張りではなく、想定レンジ内での逆張りが有効と考えられます。ただし、週後半のイベントを控えているため、ポジションの持ち越しは避け、リスク管理を徹底することが重要です。
- 買い戦略:下値のサポートラインまで引き付けてからの短期的な押し目買い。
- 売り戦略:上値のレジスタンスラインが意識される場面での戻り売り。
- 注意点:深追いは禁物。利益確定をこまめに行い、次のチャンスを待つ姿勢が賢明です。
今日の重要指標
- 08:50 (日本) 国際収支(経常収支・貿易収支) (重要度: ★★★☆☆)
- 14:00 (日本) 景気ウォッチャー調査 (重要度: ★★☆☆☆)
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