2026年5月7日、東京時間朝のドル円は、大きな方向感に欠ける展開が予想されます。市場の関心は明日5月8日(金)に発表される米雇用統計に集中しており、本日は重要な経済指標が少ないことから、積極的な取引は手控えられ、様子見ムードが強まるでしょう。
本日の相場見通し
終日を通して、明日の米雇用統計を前にしたポジション調整が主体の動きとなり、レンジ相場を想定します。突発的なニュースや要人発言がない限り、大きなトレンドが発生する可能性は低いでしょう。
東京時間
日本時間の午前中は、09:55の仲値に向けた実需のフローが中心となりそうです。08:50に発表される日本のマネタリーベースは重要度が低く、相場への影響は限定的と見られます。
欧州時間
欧州時間では、17:30に英国・建設業PMIが発表されますが、ドル円への直接的な影響は軽微でしょう。クロス円(ポンド円)の動向には注意が必要ですが、ドル円の方向性を決定づける材料にはなりにくいと考えられます。
NY時間
NY時間では、21:30に米・新規失業保険申請件数や非農業部門労働生産性指数といった中程度の重要指標が発表されます。これらの結果が市場予想と大きく乖離した場合は一時的にボラティリティが高まる可能性がありますが、明日の雇用統計を控えているため、反応は一時的で長続きしない可能性が高いです。指標発表を狙った短期的なスキャルピングは可能ですが、深追いは禁物です。
本日のデイトレード戦略
基本戦略としては、想定されるレンジ内での逆張りが有効と考えられます。ただし、ポジションの持ち越しは絶対に避け、NY時間終盤までには手仕舞いましょう。
- 買い戦略: テクニカル的なサポートラインや、直近の安値圏まで下落した場面で、反発を確認してからの押し目買い。
- 売り戦略: テクニカル的なレジスタンスラインや、直近の高値圏まで上昇し上値が重くなった場面での戻り売り。
あくまでレンジ相場を前提とし、狭い値幅での利益確定を心掛けるのが賢明です。
今日の重要指標
- 21:30(米)新規失業保険申請件数 (重要度: ★★★)
- 21:30(米)非農業部門労働生産性指数(速報値) (重要度: ★★★)
明日の最重要指標
本日の値動きが限定的となる最大の要因です。内容をしっかり確認しておきましょう。
- 05月08日(金) 21:30(米)雇用統計 (重要度: ★★★★★)
- 非農業部門雇用者数変化 前回: +17.8万人 / 予想: +6.0万人
- 失業率 前回: 4.3% / 予想: 4.3%
特に非農業部門雇用者数の予想が大幅に悪化している点には注意が必要です。予想を下回る弱い結果となれば、米国の景気減速懸念からドル売りが強まる可能性があります。
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