おはようございます。2026年5月5日午前8時、本日のドル円(USD/JPY)相場の見通しとデイトレード戦略を解説します。
本日は日本市場が祝日(こどもの日)で参加者が少なく、薄商いが見込まれます。また、週末金曜日には米雇用統計というビッグイベントを控えているため、全体的には様子見ムードが強まりやすい一日となりそうです。しかし、今夜には今後の米金融政策を占う上で重要な経済指標の発表が集中しており、NY時間には値動きが活発化する可能性が高く、注意が必要です。
今日の重要指標
- 21:30(米)貿易収支(3月)(重要度:★★★★☆)
前回:-573億ドル、予想:-597億ドル - 23:00(米)ISM非製造業景気指数(4月)(重要度:★★★★★)
前回:54.0、予想:53.7 - 23:00(米)JOLTS求人件数(3月)(重要度:★★★★☆)
前回:688.2万人、予想:681.0万人
本日(2026年5月5日)の相場見通し
東京時間~ロンドン時間:様子見ムードの中、レンジ相場を想定
前述の通り、本日の東京時間は祝日で市場参加者が少ないため、動意に乏しい展開が予想されます。仲値(9:55)に向けた実需のフローで一時的に動く可能性はありますが、大きな方向感は出にくいでしょう。欧州時間に入っても、米国の重要指標発表を前に積極的な取引は手控えられ、狭いレンジでの推移が続くとみています。
ニューヨーク時間:ISM非製造業景気指数が最大の焦点
本日最大の注目は、23:00に発表される米ISM非製造業景気指数です。米経済の約8割を占めるサービス業の景況感を示すこの指標は、FRBの金融政策判断に大きな影響を与えます。
市場予想は53.7と、前回の54.0から若干の悪化が見込まれています。予想を上回る強い結果となれば、米景気の底堅さが意識されドル買い(円安)が進む一方、予想を大きく下回る弱い結果となれば、景気後退懸念からドル売り(円高)が強まるでしょう。同時に発表されるJOLTS求人件数も労働市場の先行指標として注目されており、両指標の結果が組み合わさって相場の方向性が決まることになります。
本日のドル円デイトレード戦略
基本戦略としては、指標発表が集中するNY時間までは無理なエントリーを避け、発表後の値動きに対応する方針が賢明です。
- シナリオ1:指標が予想を上回る(強い)場合
ドル買いが優勢になると想定。発表直後の急騰に飛び乗るのではなく、一度落ち着いた後の押し目を狙って買っていく戦略。上値の目処としては、直近高値圏が意識されます。 - シナリオ2:指標が予想を下回る(弱い)場合
ドル売りが強まると想定。下落後の戻りを待って売っていく戦略。JOLTS求人件数も同時に悪化すれば、下げが加速する可能性も考慮します。 - シナリオ3:指標が強弱まちまちの場合
相場が方向感を見失い、乱高下する可能性があります。金曜の雇用統計待ちのムードが一層強まるため、無理にポジションを取らず、様子見に徹するのが安全です。
想定レンジ
上値抵抗線(レジスタンス):155.80円
下値支持線(サポート):154.50円
注意点
本日の指標は重要ですが、あくまで金曜日の米雇用統計が今週のメインイベントです。ISMの結果で一方向にトレンドが出ても、雇用統計を前に利益確定売りに押される可能性もあります。指標発表時はスプレッドの拡大やスリッページが発生しやすいため、ロット管理には十分注意してください。
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