週明け月曜日のドル円相場は、週末に大きな材料がなかったことから、比較的小動きでスタートしています。本日は米国市場で注目度の高い経済指標の発表がなく、東京時間午前に発表される中国の経済指標が短期的な変動要因となりそうです。
しかし、今週後半にはアメリカのPMI(購買担当者景気指数)やFOMC議事録といった重要イベントを控えているため、市場参加者は様子見姿勢を強め、積極的な取引は手控えられる可能性があります。全体としては、需給を中心としたレンジ内での推移が想定されます。
今日の重要指標
- 11:00 (中国) 4月 小売売上高 (前年比) (前回: 1.7%, 予想: 2.0%)
- 11:00 (中国) 4月 鉱工業生産指数 (前年比) (前回: 5.7%, 予想: 6.0%)
- 23:00 (米国) 5月 NAHB住宅市場指数 (前回: 34, 予想: 34)
本日の主な注目点は、日本時間11:00に発表される中国の経済指標です。市場予想を上回る強い結果となれば、世界経済への楽観的な見方からリスクオンムードが広がり、円売り・ドル買い(ドル円の上昇)につながる可能性があります。逆に、予想を下回る弱い結果となれば、リスクオフムードから円買い・ドル売り(ドル円の下落)が強まる展開が考えられます。
USD/JPY デイトレード戦略
本日は大きなトレンド発生を期待しにくいため、レンジ相場を想定した逆張り戦略が基本となります。中国指標発表時の短期的なボラティリティには注意が必要です。
基本戦略
- 予想レンジ: 155.20円 ~ 156.00円
- 買い戦略: 155.20円近辺への下落で押し目買い。ストップロスは154.90円。
- 売り戦略: 156.00円近辺への上昇で戻り売り。ストップロスは156.30円。
シナリオ分析
中国指標が予想を上回った場合:
リスクオンの円安で156.00円を試す展開が想定されます。ただし、米重要指標を前に上値は限定的と考えられ、絶好の戻り売りポイントとなる可能性があります。
中国指標が予想を下回った場合:
リスクオフの円高で155.20円を割り込み、155円の大台を試す展開も考えられます。下値のサポートラインを見極めながら、短期的な買いを狙う戦略が有効です。
注意点
本日は米国の重要指標がなく、市場の流動性が低下する時間帯は値動きが乏しくなる可能性があります。また、週後半の重要イベントを控えているため、ポジションの持ち越しは慎重に行うべきでしょう。
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