米CPI発表を控え、東京時間は様子見ムードか
2026年8月12日、東京市場朝方のドル円は小動きでスタートしています。本日のマーケットの最大の注目は、日本時間21:30に発表される米7月消費者物価指数(CPI)です。この最重要指標の結果を見極めたいとの思惑から、発表までは積極的な取引が手控えられ、様子見ムードの強い展開が予想されます。
東京時間〜欧州時間の見通し
日中は本邦からの目立った材料はなく、仲値(9時55分)に向けた実需のフロー以外に大きな動きは想定しづらい状況です。夜の米CPIを前に、方向感の出にくいレンジ相場が続くとみています。
- 想定レンジ: 151.20円 〜 151.80円
- 基本戦略: レンジ内での短期的な逆張りが中心。ただし、ポジションの持ち越しには注意。
15:00に発表されるドイツの消費者物価指数(確報)は、ユーロ相場に影響を与える可能性がありますが、ドル円への直接的な影響は限定的でしょう。
NY時間の戦略:米CPIの結果がすべて
本日のメインイベントである米CPIが相場の方向性を決定づけるでしょう。特にFRBの金融政策を占う上で重要な「食品とエネルギーを除くコア指数」が注目されます。
- コアCPI(前月比):前回 0.0%、予想 +0.2%
- コアCPI(前年比):前回 +2.6%、予想 +2.5%
シナリオ別デイトレード戦略
- 結果が予想を上回る(インフレ再燃)場合:
FRBによる利下げ期待が後退し、米長期金利が上昇。ドル買いが強まる展開が想定されます。152.00円の節目を突破し、上値を試す動きに期待。【戦略:押し目買い】 - 結果が予想を下回る(インフレ鈍化)場合:
FRBの早期利下げ観測が強まり、米長期金利は低下。ドル売りが優勢となるでしょう。151.00円を割り込み、下値を試す展開を想定。【戦略:戻り売り】 - 結果が予想通りだった場合:
材料出尽くし感から、一旦上下に振れた後に方向感を見失う「行って来い」の動きになる可能性も。市場の関心は明日のPPIや金曜の小売売上高に移るため、無理なエントリーは避けたいところです。
発表直後はボラティリティが急上昇するため、スプレッドの拡大やスリッページに十分注意し、冷静な判断を心がけましょう。
今日の重要指標
- 15:00(独)7月 消費者物価指数(確報値) ★★★☆☆
- 20:00(米)MBA住宅ローン申請指数 ★★☆☆☆
- 21:30(米)7月 消費者物価指数(CPI) ★★★★☆
- 21:30(米)7月 消費者物価指数(コアCPI) ★★★★☆
- 23:30(米)週間石油在庫統計 ★★★☆☆
※投資に関する免責事項
本記事は情報の提供を目的としており、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。本記事の情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は一切の責任を負いかねます。
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