2026年7月16日、東京市場のドル円は、夜に発表される米国の重要経済指標を前に、様子見ムードの強い展開が予想されます。アジア時間から欧州時間にかけては大きな材料に乏しく、実需筋の動向や主要株価指数を睨みながらの小動きに終始する可能性が高いでしょう。
本日の最大の注目は、日本時間21:30に発表される米・6月小売売上高です。市場予想は前回から大幅な減速を見込んでおり、結果が予想からかい離した場合は相場が大きく変動する可能性があります。同時刻に発表されるフィラデルフィア連銀景況指数も合わせて注目されます。
今日の重要指標
- 21:30 米・6月 小売売上高 [前月比] (重要度: ★5)
前回: 0.9%, 予想: 0.3% - 21:30 米・6月 小売売上高 (自動車除くコア) [前月比] (重要度: ★5)
前回: 0.8%, 予想: -0.1% - 21:30 米・7月 フィラデルフィア連銀景況指数 (重要度: ★4)
前回: 10.3, 予想: 15.0 - 21:30 米・新規失業保険申請件数 (重要度: ★3)
- 23:00 米・6月 中古住宅販売成約指数 [前月比] (重要度: ★4)
前回: 3.8%, 予想: -0.1%
デイトレード戦略
本日の戦略は、米小売売上高の発表(21:30)を軸に組み立てます。発表までは無理なポジションメイクは避け、値動きが活発化するニューヨーク時間に備えるのが賢明です。
シナリオ1:米小売売上高が予想を上回る場合(ドル買い)
個人消費の底堅さが示され、FRBのタカ派姿勢が維持されるとの観測から、ドル買いが優勢になると想定されます。発表後の初動で上昇を確認し、押し目を待ってからのロング(買い)を狙います。直近高値のブレイクを狙う順張りも有効でしょう。
シナリオ2:米小売売上高が予想を下回る場合(ドル売り)
市場予想を下回る弱い結果となれば、米国の景気後退懸念が強まり、ドル売りが加速する可能性があります。特に、自動車除くコア指数が予想通りマイナス圏に沈む、あるいはさらに悪化するようだと、下落圧力は強まるでしょう。発表後の戻りを待ってからのショート(売り)を基本戦略とします。
注意点
指標発表直後はスプレッドが拡大し、スリッページが発生しやすくなります。また、複数の指標が同時に発表されるため、結果が強弱入り混じる内容となった場合は、相場が上下に乱高下する「往って来い」の展開も考えられます。方向性が定まらない場合は無理にエントリーせず、落ち着きを取り戻すまで様子見に徹しましょう。
本日の想定レンジ
- 上値目処: 159.20円
- 下値目処: 157.80円
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