おはようございます。2026年6月25日、木曜日の東京市場です。本日のドル円は、夜に発表される米国の重要経済指標群を前に、積極的な取引が手控えられ、様子見ムードの強い展開が予想されます。日中は方向感に欠ける値動きとなり、本番はニューヨーク時間となりそうです。
今日のドル円デイトレード戦略
東京時間~欧州時間(08:00 - 21:00)
東京時間から欧州時間にかけては、ドル円を直接動かすような目立った材料に乏しく、狭いレンジ内での推移が想定されます。仲値に向けた実需の動きや、10:30発表の豪雇用統計を受けたクロス円の動きに多少振らされる場面はあるかもしれませんが、大きなトレンドは発生しにくいでしょう。
基本戦略としては、短期的な逆張りが中心となります。想定レンジを157.80円~158.80円とし、レンジ上限での戻り売り、下限での押し目買いを狙いますが、夜の大きなイベントを控えているため、ポジションの持ちすぎには注意し、深追いは禁物です。
ニューヨーク時間(21:00以降)
本日のメインイベントは、日本時間21:30に集中して発表される米経済指標です。特に、FRBがインフレ動向を判断する上で最も重視するPCE価格指数と、景気の先行指標である耐久財受注が相場の方向性を決定づけるでしょう。
市場の反応は、以下のシナリオが考えられます。
- シナリオ1:PCEが予想以上に強く、インフレ加速を示す場合
市場予想(前年比+4.1%)を上回る結果となれば、FRBの利下げ期待が大きく後退し、米長期金利が上昇。ドル買い(ドル円上昇)で反応する可能性が最も高いと考えられます。耐久財受注が弱くても、インフレ指標が優先される傾向があります。 - シナリオ2:耐久財受注が予想以上に弱い場合
市場予想(前月比-4.7%)をさらに下回る弱い結果で、かつPCEが予想の範囲内だった場合、景気後退懸念が強まりドル売り(ドル円下落)の材料となります。 - シナリオ3:PCEが予想を下回り、インフレ鈍化を示す場合
これが最大のサプライズとなり得ます。利下げ期待が再燃し、米長期金利が低下。ドルは全面安となり、ドル円は急落するリスクがあります。
<トレードの注意点>
指標発表直後はスプレッドが拡大し、極めて不安定な値動きとなります。発表前のポジションは整理し、結果と市場の初動を見極めてから、方向感が出た方に順張りで追随するのが賢明です。
今日の重要指標
- 10:30 (豪) 雇用統計 (★3)
- 15:00 (独) GfK消費者信頼感調査 (★3)
- 21:30 (米) PCE価格指数・前年比 (★4) 予想: 4.1% 前回: 3.8%
- 21:30 (米) コアPCE価格指数・前年比 (★4) 予想: 3.4% 前回: 3.3%
- 21:30 (米) 耐久財受注・前月比 (★4) 予想: -4.7% 前回: 8.0%
- 21:30 (米) 実質GDP(確報値)・前期比年率 (★4) 予想: 1.6% 前回: 1.6%
- 21:30 (米) 新規失業保険申請件数 (★3) 予想: 22.5万件 前回: 22.6万件
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